テクノロジー
「PNG」が22年ぶりに全面アップデート:WebP/AVIFの時代に示す新たな価値とは
WebPやAVIFといった新世代の画像フォーマットが性能を競い合う現代において、多くの開発者が「過去の遺産」と見なしていたかもしれない一つの規格が、劇的な復活を遂げた。「PNG」の略称で知られる「Portable Net […]
別名: Portable Network Graphics
Portable Network Graphics(PNG)は、特許問題のあったGIFの代替として開発された、データ欠損のない可逆圧縮を特徴とする画像ファイル形式です。2003年の第2版発行から長らく更新が途絶えていましたが、2025年6月にW3Cから「PNG仕様 第3版」が正式に勧告されました。このアップデートでは、長年非公式扱いだったアニメーション機能(APNG)の標準化、HDR(ハイダイナミックレンジ)および広色域(WCG)への対応、EXIFメタデータの公式サポートなどが盛り込まれました。WebPやAVIFといった高圧縮率を誇る新世代フォーマットが普及する中で、PNGはその圧倒的な相互運用性と信頼性、エッジの鋭いグラフィックスにおける再現性を武器に、放送業界やプロフェッショナルな制作現場での価値を再定義しています。