
サイエンス
科学の常識を覆す発見:室温で凍る「第21の氷」XXI、その驚くべき正体とは?
我々の足元にある、ごくありふれた液体、水。生命の源であり、日常に溶け込むこの物質が、いまだ底知れぬ謎を秘めていることを、一体どれほどの人が意識しているだろうか。2025年、韓国科学技術研究院(KRISS)を中心とする国際 […]
別名: Ice XXI
氷XXIは、2025年に国際研究チームによって発見された、人類が確認した21番目の氷のポリモーフ(多形)です。室温環境下で水を約2ギガパスカル(約2万気圧)まで急速に圧縮する過程で、準安定な中間相として一瞬だけ現れます。結晶構造は「体心正方晶(I42d)」に分類され、単位格子あたり152個という極めて多くの水分子を含む複雑な構造が特徴です。密度は通常の氷よりも大幅に高く、液体水よりも重いため水に沈む性質を持ちます。