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『シヴィライゼーション VII』VR版発表、Meta Quest 3/3S専用で2025年春発売!

Y Kobayashi

2025年2月9日

人気ストラテジーゲーム最新作『Sid Meier’s Civilization VII(シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII)』のVR版が、Meta Quest 3および3S向けに2025年春に発売されることが発表された。2K、Firaxis Games、そしてPlaySide Studiosが共同で開発する本作は、全く新しい没入感で4Xゲーム体験を提供する。

VRで実現する新たな『Civilization』体験

約10年ぶりのシリーズ最新作となる『Sid Meier’s Civilization VII』は、既にPC、PlayStation、Xbox、Nintendo Switch向けに発表されている(デラックス エディションと創始者エディションは早期アクセス中、全世界発売は2月11日)。今回発表されたVR版は、Meta Quest 3/3S専用タイトルとして、既存のプラットフォームとは一線を画す体験を提供する。

公開されたアナウンストレーラーによると、VR版では、プレイヤーは「コマンドテーブル」と呼ばれる卓上型の視点からゲームをプレイするようだ。上空から見下ろして戦略を練ったり、詳細なユニットや都市、遺産などを間近で観察したりすることが可能になると思われる。

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MR/VR切り替えとマルチプレイ

Metaによると、「自分のリーダーに合わせてカスタマイズされた眺望を見渡せる博物館」から帝国が成長する様子を眺めたり、ミックスドリアリティ(MR)に切り替えて、現実空間にコマンドテーブルを配置したりすることもできるという。

他の文明の指導者たちとの外交も、VR空間内のコマンドテーブルを囲んで行われる。また、「アーカイブ」と呼ばれるスペースでは、自文明の歴史や業績を振り返ることができる。

VR版では、デフォルトでゲームスピードが速く設定されており、1回のセッションでゲームを完了できるようになっている。もちろん、プレイヤーの好みに合わせて速度を調整することも可能だ。

もちろん、マルチプレイにも対応しており、マルチプレイヤーモードでは、対戦相手のリーダーがデジタルアバターとしてテーブルを囲むように表示されるとのことだ。これにより、VR空間での対人交渉がより臨場感あふれるものになるだろう。

開発はPlaySide Studios

VR版の開発は、Firaxis GamesとPlaySide Studiosのパートナーシップによって進められている。PlaySide Studiosは、モバイルゲームやVRゲームの開発で実績のあるスタジオであり、その技術力が『Civilization』の世界をVRでどのように再現するのか注目される。

Metaは、このVR版が「真の『Civ』体験をもたらす」と述べており、従来のシリーズファンも納得のいく内容になっていることが期待される。

Sid Meier’s Civilization VII – VRはMeta Quest 3と3Sヘッドセットで2025年春発売だ。ウィッシュリストはこちらとなっており、既に受付を開始している。


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