サイエンス
オーブンの熱にも耐え、5000年保存できる、Cerabyteが示す未来の「セラミックガラスストレージ」
沸騰した塩水で煮込まれ、ピザ用オーブンで焼かれてもデータは消失しない、そんな驚異的な耐久性を持ったデータストレージは夢のような話だが、ドイツのスタートアップCerabyteが開発中のストレージ技術は、まさにそれを現実のも […]
Cerabyteはドイツのミュンヘンに本拠を置くストレージ技術のスタートアップ企業です。同社は、爆発的に増加するデジタルデータの長期保存(アーカイブ)課題を解決するため、セラミック層を成膜したガラス基板にレーザーでデータを刻印する「Ceramic Nano Memory」技術を開発しています。このメディアは、摂氏マイナス273度から500度までの極端な温度変化や、放射線、電磁パルス(EMP)に対して極めて高い耐性を持ち、5000年以上の推定寿命を誇ります。データセンターの既存インフラとの互換性を維持しつつ、2030年までに1テラバイトあたり1ドル未満という圧倒的な低コスト化と、エクサバイト級の容量実現を目指しています。