サイエンス
光の速度で演算する超小型AIチップ:シドニー大学が開発した「ナノフォトニック・アクセラレータ」がもたらす省電力革命
人工知能(AI)技術の急速な発展と普及に伴い、それを支えるデータセンターの莫大な電力消費と、巨大なサーバー群を冷却するための環境負荷が世界的な課題として浮上している。こうした中、オーストラリアのシドニー大学のSydney […]
別名: ナノフォトニックニューラルネットワークアクセラレータ, PNNアクセラレータ
シドニー大学の研究チームが開発した、電子の代わりに光子(フォトン)を用いて情報処理を行う演算装置。従来の半導体チップのような電気抵抗による発熱(ジュール熱)がほとんどなく、光の速度で演算を完了できる。逆設計(Inverse-design)と呼ばれる手法により、1平方ミリメートルあたり約4億個のパラメータを高密度に集積。医療画像の分類などで高い精度を実証しており、データセンターの消費電力削減に寄与する次世代技術として期待されている。