
サイエンス
Rocket Lab「Neutron」の革命的フェアリング「Hungry Hippo」が最終試験をクリア:完全再利用ロケット実現への決定的マイルストーン
米国カリフォルニア州ロングビーチを拠点とする宇宙開発企業Rocket Labは、開発中の次世代中型ロケット「Neutron」における最も象徴的かつ革新的な機構であるフェアリングシステム、通称「Hungry Hippo」の […]
別名: ハングリー・ヒッポ
Hungry Hippoは、Rocket Labが開発中の中型ロケット「Neutron」の第1段機体上部に固定された、独自のフェアリング機構です。従来のロケットが宇宙空間でフェアリングを切り離して投棄するのに対し、このシステムはカバの口のように開閉する構造(Captive Fairing)を採用しています。宇宙空間で開いて第2段ロケットとペイロードを放出した後、再び閉じて第1段機体と共に地球へ帰還します。これにより、フェアリングの回収・洗浄・修復コストを大幅に削減し、ロケットの迅速な再利用と打ち上げコストの低減を実現することを目的としています。