テクノロジー
Noctua 初の液冷は「相変化」ではない。Asetek版とサーモサイフォン版を分ける静音戦略の正体
空冷の代名詞Noctuaが初のAIO液冷を Computex 2026 で予告。狙いは冷却力ではなくポンプ騒音ゼロだ。Asetek 協業の静音版と、別系統のポンプレス相変化版を整理する。
NF-A12x25 G2は、Noctuaが長年の研究開発を経て投入した120mm径PCファンの第2世代フラッグシップモデルである。液晶ポリマー(LCP)素材「Sterrox」を採用することで、ブレードの先端とフレームの間隔を極限まで詰め、空気の漏れを最小限に抑える設計が特徴である。これにより、ラジエーターやヒートシンクのような高い静圧が求められる環境で、従来のファンを凌駕する冷却効率と、耳障りな共振を抑えた優れた音響特性を実現している。Noctuaが計画している新型AIO液冷クーラーの標準ファンとしても採用が予定されており、システム全体の静音化において重要な役割を担うコンポーネントである。