
テクノロジー
AMD、FSR 4.1をRadeon RX 7000に開放:RDNA 3世代の画質改善が公式機能に
AMDは最新の機械学習アップスケーリング技術を、Radeon RX 7000シリーズ向けに正式提供した。これにより、従来は最新世代専用だったニューラルネットワークによる高画質な画像再構成が、旧世代のGPUでも利用可能になりゲーム体験が向上する。
別名: RDNA 3
RDNA 3アーキテクチャを採用したAMDのグラフィックスカード。Shader Model 6.10の共有メモリ拡張やウェーブインデックス機能には対応するが、専用の行列演算ハードウェア要件を満たさないためlinalg::Matrixはサポートされない。

AMDは最新の機械学習アップスケーリング技術を、Radeon RX 7000シリーズ向けに正式提供した。これにより、従来は最新世代専用だったニューラルネットワークによる高画質な画像再構成が、旧世代のGPUでも利用可能になりゲーム体験が向上する。

AMDは、AI超解像技術FSR 4.1をRDNA 3およびRDNA 2世代のRadeon GPUに提供すると発表した。RDNA 3搭載のRX 7000シリーズには2026年7月、RDNA 2搭載のRX 6000シリーズやSteam Deckには2027年初頭に対応予定で、専用AIハードウェア非搭載の旧世代機向けにINT8処理で最適化されている。

MicrosoftがAgilitySDK 1.720-previewで公開したShader Model 6.10は、GPUのAIエンジンアクセスにおけるベンダーごとの断片化を解消する。linalg::Matrix APIにより、開発者はDirectX標準でニューラルレンダリングを記述でき、開発効率が大幅に向上する。また、グループ共有メモリの制限撤廃やスレッド制御の強化も含まれるが、一部機能は次世代GPUのみをサポートするため、ハードウェアの世代間格差が拡大する見込みだ。