Term

冷水湧出

別名: Cold Seep

Overview

最終更新: 2026年7月9日

冷水湧出(コールドシープ)とは、海底の地層からメタン、硫化水素、二酸化炭素などのガスや液体が、周囲の海水温度とほぼ変わらない温度で湧き出す現象を指します。熱水噴出孔とは異なり、温度が低いのが特徴です。これらの化学物質をエネルギー源とする化学合成細菌を基盤とした、管状虫や二枚貝などの独特な生物群集(冷水湧出生態系)が形成されます。深海における「オアシス」とも称され、メタンハイドレートの存在を示す指標や、地球化学的循環の研究において極めて重要な場所とされています。

Mentioned Articles

1 件