サイエンス
Term
シリコン負極
別名: シリコンアノード
Overview
最終更新: 2026年6月8日従来のリチウムイオン電池で一般的に使用されているグラファイト(黒鉛)に代わり、シリコンを負極材料として用いる技術。シリコンは理論上、グラファイトの約10倍という極めて高い理論容量を持つため、電気自動車の航続距離を大幅に伸ばす鍵として注目されている。しかし、充放電に伴うリチウムイオンの出入りによって体積が約3倍から4倍も劇的に膨張・収縮するため、電極構造の破壊や固体電解質界面(SEI)の崩壊を招きやすく、サイクル寿命の維持が最大の技術的障壁となっている。