
テクノロジー
スマホも街灯もアンテナに?LEDの限界を突破した「光のエンジン」が切り拓く次世代6G通信インフラ
中国の研究チームが、6Gの基盤技術として期待される可視光通信の到達距離を1.2キロメートルへ大幅に伸ばす新技術を発表した。このブレイクスルーは、ガラス内部にカルシウムイオンを添加することで分子構造を緩め、熱に強く安価に製造可能な準透明セラミックを開発したことによる。
別名: LCMAS:Ce
準透明セラミックは、従来の透明セラミックが抱えていた「製造に極限の高温・高圧が必要」という課題を、材料科学的アプローチで解決した新材料である。本研究では、アルミノケイ酸塩ガラスにカルシウムイオンを添加することで、穏やかな条件での結晶成長を可能にした。高い熱伝導率と硬度を持ち、高出力レーザーの照射に耐えられるため、長距離可視光通信を実現するためのフォトニックエンジンの基幹材料として期待されている。