サイエンス
中国で世界初のトリウム原子力コンテナ船が計画中、数年間燃料補給不要のその驚異のスペックと野望とは
国際海運業界が脱炭素という巨大な難題に直面する中、中国がゲームのルールを根底から覆す一手を投じた。上海に拠点を置く江南造船集団は、次世代の原子力技術である「トリウム溶融塩炉(TMSR)」を搭載した、世界初となる超大型コン […]
別名: TMSR, Thorium Molten Salt Reactor
トリウム溶融塩炉(TMSR)は、核燃料としてトリウム232を使用し、フッ化物塩などの溶融塩に燃料を溶かし込んで運転する次世代の原子炉形式である。従来の軽水炉と比較して、常圧での運転が可能であるため爆発リスクが極めて低く、優れた安全性を備えている。また、トリウムはウランよりも地殻中の埋蔵量が豊富であり、核拡散抵抗性が高いという特徴も持つ。液体燃料自体が循環するため、燃料棒の交換が不要で、高効率な熱利用が可能であることから、船舶用動力源や小型モジュール炉(SMR)としての活用が期待されている。
国際海運業界が脱炭素という巨大な難題に直面する中、中国がゲームのルールを根底から覆す一手を投じた。上海に拠点を置く江南造船集団は、次世代の原子力技術である「トリウム溶融塩炉(TMSR)」を搭載した、世界初となる超大型コン […]
中国が、次世代の原子力発電技術と目される「トリウム溶融塩炉」において、核燃料であるトリウムから核分裂性のウラン233への転換に世界で初めて成功したことが報じられた。この技術的快挙は、エネルギー安全保障、地球温暖化対策、そ […]