GoogleのPixel 9シリーズについては多くのリークが既にもたらされており、これ以上の目新しい情報は公式に発表される新たなAI機能以外はなさそうな状況ではあるが、名称に関してはまだ確定した情報はなく、あくまでも仮称であった。大画面モデルの名称に“XL”が用いられるのは正直疑問であったが、今回新モデルの名称が公的機関の認証情報に登録されたことが確認できたことで、名称に関する噂には終止符が打たれた形だ。
Pixel 9シリーズの4つのモデルと名称が明らかに
カナダの無線機器リスト(REL)認証と米連邦通信委員会(FCC)の認証情報によると、Pixel 9シリーズの各モデルには以下のハードウェアバージョン識別番号（HVIN）が割り当てられているようだ：
- Pixel 9: GUR25
- Pixel 9 Pro: GEC77
- Pixel 9 Pro XL: GZC4K
- Pixel 9 Pro Fold: GGH2X
これらの認証は、新しいPixelデバイスが様々な接続オプションを提供することを示している。Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldは、2.4GHzと5GHzのWi-Fi、Bluetooth、NFC、UWB、5G、そしてThread接続をサポートする。このThreadは、スマートホームの標準規格「Matter」でサポートされている通信規格で、Pixel 9の一部でサポートされることにより、スマートホームデバイスの制御が可能になる。
一方、標準的なPixel 9モデルは、デュアルバンドWi-Fi、5G、UWB、NFCをサポートすることが確認されている。FCC認証によると、Pixel 9のサイズは152.8 x 72 mmとなっている。
これらの認証情報は、Googleが今年のPixelラインナップを大幅に拡大することを示唆している。特に注目すべきは、折りたたみ式スマートフォンのPixel 9 Pro Foldの存在だ。Googleは折りたたみデバイスを諦めておらず、Samsungやその他のメーカーが挑戦を続ける分野への注力を今後も続けて行く決意を示す物だろう。
また、うわさによると、Pixel 9シリーズにはSamsungの最新・最高のM14 OLEDディスプレイが搭載される可能性がある。このディスプレイは、SamsungのGalaxy S24 Ultraよりも優れた性能を持つとされている。
GoogleのPixel 9シリーズは8月13日のイベントで発表されると見られている。恐らく同時にPixel Watch 3も発表になることだろう。
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