
テクノロジー
中国、RISC-V半導体を国家戦略化 – Alibabaの高性能CPUが実用段階へ
中国政府が西側半導体技術からの自立を加速させるため、オープンソースのRISC-V命令セットアーキテクチャ(ISA)を国家レベルで推進する政策を今月にも発表する見通しとなった。Reutersの報道によると、中国のサイバース […]
別名: XuanTie C930
C930は、Alibaba傘下の玄鉄(XuanTie)が開発した、サーバーおよびPCクラスの高性能RISC-Vプロセッサである。RISC-V RVA23プロファイルに準拠し、512ビットのベクトル拡張(RVV1.0)やAI処理を高速化するMatrixエンジンを搭載しているのが特徴である。汎用コンピューティングとAI計算能力を業界で初めて統合したとされており、SPECint2006ベンチマークにおいて15/GHzという高いパフォーマンスを達成している。また、DSA(領域特化型アーキテクチャ)拡張インターフェースを開放しており、ユーザーが特定の用途に合わせてカスタム命令を定義できる柔軟性を持つ。これにより、データセンターのワークロード、高度なネットワーク処理、自動運転、AI PCなど、高い処理能力が要求される次世代のコンピューティング環境への対応が可能となっている。