サイエンス
世界初の2D材料コンピュータが切り拓く次世代半導体の夜明け
長らくエレクトロニクス業界の絶対的な王座に君臨してきたシリコンは、その微細化の限界に直面している。短チャネル効果や熱放散といった物理的な障壁が、ムーアの法則の終焉を現実のものとしつつあるのだ。しかし、この半導体業界の「大 […]
別名: 2D材料, Two-dimensional materials
原子1個から数個分という極限の薄さを持つ層状の物質の総称。代表的なものにグラフェン、二硫化モリブデン(MoS2)、二セレン化タングステン(WSe2)などがある。これらの材料は、従来のシリコンなどの3次元結晶とは異なり、極薄でありながら優れた電気的、機械的、光学的特性を維持できる。特に半導体分野では、短チャネル効果を抑制しつつ微細化と低消費電力化を両立できる次世代のチャネル材料として、シリコンの限界を超える存在と期待されている。