テクノロジー
AIが引き起こす光ファイバー争奪戦:データセンターの爆食がウクライナ戦場と日本株まで揺さぶる
AIデータセンターの建設ラッシュとウクライナでのドローン需要が重なり、光ファイバーの供給危機が深刻化している。特に高密度データセンターとドローンに共通するG.657.A2規格の価格は8倍超に急騰し、NvidiaとCorningの提携による増産も2027年以降となる見通しで、需給逼迫は当面続くと予測される。
別名: ベンドインセンシティブファイバー, 曲げ損失低減ファイバー
G.657.A2は、光ファイバーの国際規格の一つで、特に曲げによる信号損失(曲げ損失)を最小限に抑えるよう設計された「ベンドインセンシティブファイバー」を指す。従来の標準的なシングルモードファイバー(G.652D)と比較して、狭いスペースでの急な折り返しや高密度な配線が可能であるため、数千台のGPUを接続するAIデータセンターのインターコネクト網や、物理的なケーブルの巻き取り・展開を伴う光ファイバー誘導ドローンの通信線として不可欠な素材となっている。