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Seagate Technology

別名: Seagate, シーゲイト

seagate.com

Overview

最終更新: 2026年7月11日

Seagate Technologyは1979年に米国で設立された、ハードディスクドライブ(HDD)を中心とするデータストレージ機器メーカーである。本社はカリフォルニア州クパチーノに置かれ、NASDAQ市場に上場している。創業以来、コンピュータ用記憶装置の開発・製造で世界最大級の地位を占め、企業向けエンタープライズストレージから個人向け外付けドライブまで幅広い製品群を展開する。

概要

Seagateはコンピュータストレージ業界向けの記憶装置を専門とする企業であり、業界分類上は「computer storage media」に位置づけられる。子会社にはハードディスクメーカーのMaxtorや、Seagate (United Kingdom) などがあり、これらの買収・統合を通じて事業基盤を拡大してきた。公開会社としてNASDAQに株式を上場し、グローバルにHDD、SSD、エンタープライズ向けストレージシステムを供給している。

沿革

Seagate Technologyは1979年1月、アラン・シュガートらによってカリフォルニア州で創業された。創業当初からパーソナルコンピュータ向けのハードディスクドライブ需要の拡大とともに成長し、以降、業界の統合が進む中でMaxtorなど競合メーカーの買収を経て事業規模を拡大してきた。長年にわたり、Western Digitalとともにハードディスクドライブ市場の主要な二社体制を形成し、データセンター向けエンタープライズストレージ、コンシューマー向け外付けドライブ、ネットワークストレージ用途まで幅広い製品ラインを展開している。

技術的位置づけ

Seagateは、SSDの普及によりコンシューマー向けHDD需要が縮小する一方で、データセンターやクラウドインフラを支えるバックエンドストレージ市場において重要な地位を保っている。同社はHAMR(熱アシスト磁気記録)技術の開発を長年進めており、プラッタ単位での記録密度向上を通じて、従来のHDDでは実現できなかった大容量化を追求してきた。AI(人工知能)技術の普及に伴うデータ量の急増は、こうした大容量・高密度ストレージ技術の重要性を一層高めている。

主要な動向

2026年4月には、Seagateが20年来開発を進めてきたHAMR技術を搭載した容量30TBのHDDを一般販売開始したことが明らかになった。同時期にはHAMR技術によりプラッタあたり6.9TBの記録密度を実証し、将来的に50TBを超えるHDDの実現に向けた道筋を示したことも報じられている。

2026年6月には、Seagateが実施した大規模調査により、AI導入の進展に伴い企業が必要とするデータストレージ容量が今後3年で2倍以上に増加する見通しであることが明らかになった。特にクラウドストレージ需要の拡大が指摘されている。同時期には、ハイパースケーラーによる長期供給契約がストレージ市場を占有し、個人ユーザーや中小企業向けのHDDやNANDフラッシュの価格が高騰し在庫不足に陥っている状況も報告されており、AI投資に伴うデータセンター拡張がストレージ市場全体の構造を大きく変えつつある実態が浮かび上がっている。こうした需給ギャップは2027年から2028年まで続く見通しとされている。

また、競合のWestern Digitalが業界初とされる耐量子暗号(PQC)対応のエンタープライズHDDを発表するなど、ストレージ業界全体でセキュリティやデータ保護技術の高度化が進む中、Seagateも大容量化と信頼性向上を軸とした技術開発を継続している。クラウドストレージ事業者Backblazeが公表した2025年通年のHDD故障率統計では、大容量ドライブの信頼性向上が指摘されており、Seagate製品を含むエンタープライズ向けHDDの品質動向を評価する材料となっている。

よくある質問

Seagate Technologyとは何ですか?
1979年に米国で設立されたハードディスクドライブ(HDD)を中心とするデータストレージ機器メーカーである。本社はカリフォルニア州クパチーノにあり、NASDAQに上場している。
Seagateの主な競合企業はどこですか?
HDD市場ではWestern Digitalが主要な競合であり、両社が長年にわたり業界の二大メーカー体制を形成している。近年はSSD市場との比較でも位置づけが語られる。
SeagateのHAMR技術とはどのようなものですか?
HAMR(熱アシスト磁気記録)はプラッタの記録密度を高める技術で、2026年4月にはプラッタあたり6.9TBの記録密度を実証し、容量30TBのHDDを一般販売開始したと報じられている。
AIの普及はSeagateの事業にどのような影響を与えていますか?
2026年6月に公表されたSeagateの調査では、AI導入拡大により企業の必要ストレージ容量が今後3年で2倍以上に増加する見通しとされ、クラウドストレージ需要の拡大が指摘されている。
現在のストレージ市場でHDDの価格が上昇している理由は何ですか?
2026年にはハイパースケーラーによる長期供給契約が市場を占有し、AI投資に伴うデータセンター拡張が需要を押し上げたことで、個人・中小企業向けHDDやNANDフラッシュの価格高騰と在庫不足が生じている。

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