サイエンス
IonQ「Superion 256」発表、電子式制御と試作反復を半導体工程へ
IonQは256量子ビット機Superion 256で電子式制御と半導体試作を結び付けた。QPU製造とイオン捕捉の先には、統合性能や歩留まり、顧客納入の検証が残る。
IonQが開発した第5世代の量子コンピュータ。100量子ビットの処理能力を備え、先行世代と比較して大幅な性能向上を実現している。Amazon Web Servicesなどのパートナーを通じて提供されており、特定のシミュレーションや最適化問題において、従来のコンピュータを超える性能の提供を目指している。同社のロードマップにおける重要なマイルストーンとなっている。
IonQは256量子ビット機Superion 256で電子式制御と半導体試作を結び付けた。QPU製造とイオン捕捉の先には、統合性能や歩留まり、顧客納入の検証が残る。

IonQは2026年5月、コロラド州ボルダーに量子コンピューティングR&Dラボを開設し、次世代の半導体イオントラップチップの設計・試験を開始した。同社はレーザーではなく電子回路でイオンを制御するアプローチにより、標準的な半導体サプライチェーンとの親和性を高め、量産コストの大幅削減を目指しており、2026年中に256量子ビットシステムを投入し、2027〜2030年には1万〜200万量子ビット規模への到達を目指している。