Google Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XLの外観が、発表前に3機種分そろった。リーカーのEvan Blassは2026年7月30日、3機種の画像をXへ相次いで投稿した。各機種を最初に示した投稿には4色が並び、続く投稿では背面、側面、正面を別の角度から確認できる。GoogleはすでにPixel 11シリーズを8月12日に発表し、同日から予約購入を受け付けると案内しているが、色名やモデル別の販売色は明らかにしていない。
今回の画像は、先行報道に出ていた色名と端末の見た目を結び付ける材料になる。ただし、画像はGoogleが公開した製品写真ではなく、色名も未確認だ。レンダーの色を実機の仕上がりと同じものとして扱うには早い。
3機種×4色、同じ出所で比較できる画像群
Blassが3機種を最初に示した投稿は、協定世界時の7月30日16時35分から16時38分までの約3分間に続けて公開された。対象は通常版、Pro、Pro XLで、それぞれ4枚の画像を添えている。その後の連投では同じ色を異なる角度から見せており、カラーバリエーションごとに前面と背面の組み合わせを追える。
一連の画像が増やしたのは、個々の色の存在より比較のしやすさである。7月上旬にはDealabsがモデル別の色名を報じ、9to5GoogleもAmazonに一時掲載された商品ページから複数の色と画像を確認していた。7月22日にはOnLeaksが別経路で公開したレンダーもAmazon上の画像と一致したと9to5Googleは評価している。別経路の画像も同じ外観を示し、4色構成を裏づける材料が増えた。
ただし、Amazonの掲載内容には食い違いがあった。通常版のタイトルは「Obsidian」「Hibiscus」「Pistachio」だった一方、説明欄には「Midnight」「Fuchsia」「Moss」と書かれていた。Proでも「Sterling」という表記があり、Dealabsが報じた「Light Fog」と揃わない。画像が一致しても、名称まで確定したとはいえない。
FuchsiaとMoss、DuneとPineの役割分担
::tweet[https://x.com/_evanblass_/status/2082867705137316332?s=20]
Dealabsが報じた候補色は、通常版とPro系で明確に分かれる。通常版にはピンクと緑の目立つ色を置き、ProとPro XLには白、黒、淡いピンク、深い緑を共通で割り当てる構成だ。同媒体はPixel 11 Pro FoldをMidnight HazeとPineの2色としているが、Blassが今回公開した3投稿に折りたたみモデルは含まれていない。
| モデル | 報じられた候補色 | 画像から見える配色の傾向 |
|---|---|---|
| Pixel 11 | Light Sterling、Midnight Haze、Fuchsia、Moss | 明るい紫系、黒系、ピンク系、緑系 |
| Pixel 11 Pro / Pro XL | Light Fog、Midnight Haze、Dune、Pine | 白系、黒系、淡い桃色系、落ち着いた緑系 |
| Pixel 11 Pro Fold | Midnight Haze、Pine | 黒系と緑系の2色と報道 |
色名と実際の色の対応は、Dealabsの説明とレンダーを突き合わせた候補である。ディスプレイの設定や画像圧縮でも見え方は変わるため、「Light Sterling」が実機でも紫がかって見えるかは断定できない。
Pro系のDune候補は、淡いコーラルピンクの背面に、金色に近いフレームとカメラバーの縁を合わせている。通常版のFuchsia候補より彩度が低く、同じ暖色でも色調は異なる。
::tweet[https://x.com/_evanblass_/status/2082868055550423179?s=20]
Pine候補は白に近い薄緑ではなく、灰色を含んだ落ち着いた緑に見える。DuneとPineは色相が異なるものの、強い原色を避ける点では共通する。通常版とPro系の差は色数ではなく、同じ4枠をどの明度と彩度で埋めるかにある。
Pixel 10から続く通常版とProの色分け
Googleが公式発表したPixel 10の通常版は、ObsidianとFrostに、IndigoとLemongrassを加えた4色だった。ProとPro XLはObsidianとPorcelainに、MoonstoneとJadeを加えた4色を共通で採用している。通常版に青や黄緑を置き、Pro系には白、灰紫、淡緑をそろえる商品設計である。
Pixel 11の候補色は、この分け方を保ちながら主役の色を入れ替えたものとみられる。通常版ではIndigoとLemongrassに代わってFuchsiaとMossが前面に出る。Pro系ではMoonstoneとJadeの寒色寄りの組み合わせから、Duneという暖色とPineという深い緑へ動く。ProとPro XLで4色を共通化する点も前世代と同じだ。
つまり、今回のリークが示唆する変化はカラー数の増加ではない。Googleは4色という枠を維持しつつ、通常版とPro系で明度と彩度を配分し直した構成とみられる。少なくとも流出した画像では、同じ4色でも両者の色調が異なる。
8月12日に残る三つの確認点
Google Store JapanはPixel 11シリーズを8月12日に発表し、同日から予約購入を開始すると告知している。現時点で公式に確定しているのはシリーズ名と日程までだ。Evan Blassの画像に付いた機種名、Dealabsが報じた色名、Amazonに現れた商品説明は、Googleの製品ページで照合する必要がある。
第一に、Light SterlingやDuneなどの名称が最終的に使われるか。第二に、日本で全色を選べるか。第三に、容量によって色が限定されるかである。Googleの予告ページは国内の販売色と容量別の組み合わせを示していない。
レンダーと実機の差も残る。淡い色は照明や周囲の色を受けやすく、ガラスの反射とフレームの表面処理によって印象が変わる。8月12日の製品ページで正式色を確認し、その後に実機写真や店頭展示で色味を確かめるまで、購入色の判断は保留するのが安全だ。
