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Appleは2026年の折りたたみ式iPhone発売に向けて開発を本格化している

Y Kobayashi

2024年7月25日

Appleが初の折りたたみ式iPhoneを2026年に発売する可能性が浮上している。複数の情報筋によると、同社は数年にわたる噂や憶測の後、ついに折りたたみ式iPhoneの本格的な開発に着手したとされる。この革新的なデバイスは、スマートフォン市場に新たな風を吹き込む可能性を秘めているが、同時にAppleにとっては大きな挑戦でもありそうだ。

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Appleの折りたたみ式iPhoneの開発状況と特徴

The Informationの報道によると、Appleはすでにサプライヤーと特定の部品要件について協議を始めているという。コードネーム「V68」で呼ばれるこのデバイスは、SamsungのGalaxy Z Flipに似たクラムシェル(貝殻)デザインを採用する予定だ。

開発における主な目標の一つは、折りたたみ時の厚さを抑えることだ。Appleのデザイナーたちは、開いた状態で現行のiPhoneよりも薄くなるよう努めているという。また、デバイスを折りたたむたびに悪化する傾向がある、折りたたみ式スマートフォンの画面の折り目についても、Appleは解決策を模索しているとのことだ。

しかし、それ以上に、折りたたみ式スマートフォンの高額な“価格”という逃れられない呪縛から、その高価格を正当化するための魅力や差別化要素を考え出すことに、Appleのデザイナー達は苦心しているようだ。

DigiTimesの報道では、AppleがすでにSamsung Displayと折りたたみ式iPhoneのパネル供給契約を結んだ可能性が指摘されている。これは、プロジェクトが概念段階を超えて具体的な開発フェーズに入ったことを示唆している。

一方で、Appleは当初、市場の反応を見極めるために折りたたみ式iPadを先に発売する計画だったとされる。しかし、中国スマートフォン市場での課題に直面し、戦略を変更した可能性があるようだ。

折りたたみ式iPhoneの登場は、早くても2026年になると見られている。これは、新しいiPhoneモデルの製造プロセスに通常約2年かかることを考慮したものだ。ただし、Appleが今後計画を断念する可能性も依然として残されている。

この新デバイスは、Appleにとって2007年の初代iPhone発売以来の大きな転換点となる可能性があるが、Appleが高い品質基準と革新性を維持しつつ、消費者を魅了する製品を生み出せるかどうかは、今後の開発の進展を見守る必要があるだろう。


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