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CATL

別名: Contemporary Amperex Technology Co., Limited, CATL, Contemporary Amperex Technology Co. Limited

catl.com

Overview

最終更新: 2026年7月11日

CATL(寧徳時代新能源科技、Contemporary Amperex Technology Co., Limited)は、2011年に中国福建省寧徳市で設立された電池メーカーである。ロビン・ゼン氏が創業し、電気自動車(EV)向けおよび定置型蓄電システム向けのリチウムイオン電池の製造で世界最大手の地位を確立している。本社は現在も寧徳市に置かれている。

概要

CATLの事業の中核は、EV用駆動用電池と、電力系統や再生可能エネルギー向けの大規模蓄電システムである。製品ラインには、リン酸鉄リチウム(LFP)系の「Shenxing」シリーズ、ニッケルコバルトマンガン(NCM)系の「Qilin」バッテリー、プラグインハイブリッド(PHEV)・レンジエクステンダー(EREV)向け電池など幅広い技術群が含まれる。近年はリチウムイオン電池に加え、ナトリウムイオン電池や全固体電池といった次世代蓄電技術の研究開発にも注力している。

沿革

2011年の設立以来、CATLは急速に事業を拡大し、EV市場の拡大とともにリチウムイオン電池の世界最大の供給企業となった。自動車メーカーへの電池供給に加え、電力系統向けエネルギー貯蔵システム(ESS)分野にも進出し、事業領域を車載用途から定置型蓄電まで広げてきた。

技術的位置づけ

CATLはリチウムイオン電池分野において量産技術と急速充電性能の両立を進めており、LFP系「Shenxing」シリーズでは短時間充電と低温性能の改善を継続的に図っている。一方、次世代技術である全固体電池については、経営陣が量産化の難しさを認識しており、技術的な優位性を主張する新興企業に対して慎重な姿勢を保っている。また、リチウム資源への依存を減らす手段としてナトリウムイオン電池の商業化にも取り組み、既存のリチウムイオン電池と互換性のあるプラットフォームとしての実用化を進めている。

主要な動向

2026年5月には、CATLは「2026 Tech Day」において第3世代の「Shenxing」LFPバッテリーを発表し、10%から98%までを6分27秒で充電できる性能と、マイナス30度環境下での冬季性能の向上を示した。この発表は、競合であるBYDのBlade Battery 2.0との急速充電性能競争が新たな段階に入ったことを示すものであった。

2026年6月には、CATLはHyperStrongとの間でナトリウムイオン電池60GWh分の供給契約を締結した。これは量産面での課題を克服し、リチウムイオン電池と同等以上の性能とプラットフォーム互換性を持つナトリウムイオン電池を商業規模で供給できる体制を整えたことを示す動きであり、送電網規模のエネルギー貯蔵市場における同技術の普及を後押しするものと位置づけられている。

同じく2026年6月には、CATL会長が全固体電池について慎重な姿勢を示し、量産化の本格化は2030年以降になるとの見方を明らかにした。この発言は、中国科学院による全固体電池用複合電解質の開発や、フィンランドのDonut Labによる固体電池の独立試験結果の公表など、業界全体で全固体電池の実用化に向けた研究が進む中で示されたものであり、CATLが技術的な過大評価に対して現実的な時間軸を提示した点で注目された。

よくある質問

CATLとは何ですか?
CATLは2011年に中国福建省寧徳市で設立された電池メーカーで、EVおよび定置型蓄電システム向けリチウムイオン電池の製造で世界最大手の地位を確立している企業である。
CATLの主力製品は何ですか?
LFP系の急速充電電池「Shenxing」シリーズ、NCM系の「Qilin」バッテリー、PHEV・EREV向け電池などが主力で、近年はナトリウムイオン電池や全固体電池の開発にも取り組んでいる。
CATLとBYDの違いは何ですか?
両社ともLFP系電池を強みとするが、CATLは第3世代Shenxing電池で6分台の急速充電を実現し、BYDのBlade Battery 2.0と充電性能で競争関係にある。
CATLは全固体電池に取り組んでいますか?
研究開発は進めているが、2026年6月にCATL会長は量産化には慎重な姿勢を示し、本格的な量産は2030年以降になるとの見方を述べている。
CATLのナトリウムイオン電池の状況は?
2026年6月にHyperStrongと60GWh規模の供給契約を締結し、リチウムイオン電池と互換性を持つ商業規模のナトリウムイオン電池供給を開始している。

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