
3兆ドルの「ゴミ山」が宝の山に? アルミ精製廃液からレアアースを抽出するFAST Metalsが資金調達
米スタートアップのFAST Metalsは、アルミ精製の有害廃棄物からレアアース等の重要鉱物を低コストで抽出する技術を開発した。世界に40億トン眠る廃棄物を資源化するこの試みは、環境負荷の低減と中国に依存しない供給網の構築を同時に目指す。

米スタートアップのFAST Metalsは、アルミ精製の有害廃棄物からレアアース等の重要鉱物を低コストで抽出する技術を開発した。世界に40億トン眠る廃棄物を資源化するこの試みは、環境負荷の低減と中国に依存しない供給網の構築を同時に目指す。

中国の廃EVを全量回収し処理効率も改善すれば、2050年のEV用リチウム需要の89%を再生材で賄えるとの試算。ニッケルは35%にとどまり、素材別の限界も示した。

コンゴ民主共和国産コバルト製品に同伴した天然ウランが25年間で2,000〜5,000トン国外へ出たとの推計。核物質報告と鉱山環境管理の構造的な盲点を追う。

中国の白雲鄂博鉱床は、最新の地質モデルと三次元解析により、従来予想の2倍を超える深部まで希土類が存在する可能性が示された。二度の火山活動が重なり巨大化したとする新説も浮上しており、潜在資源量は現在の推定を数倍上回ると期待されている。

米アイダホ州の探査で、重希土類を高濃度に含むゼノタイム鉱床が確認された。中国による輸出規制で供給リスクが高まる中、地表付近から高品位なイットリウム等を回収できるこのプロジェクトは、北米における戦略物資の自給基盤として大きな期待を集めている。

浙江先導微電子が衢州でGaAs・InP基板を年各300万枚へ増強する。総投資20億元の計画が供給力へ変わるかは、2029年までの建設と歩留まり、顧客認定で決まる。

AI向けニアラインHDDの大容量化を受け、レゾナックなど日本の部材各社が増産へ動いた。全体台数が減る中でも、記録メディアやヘッド、ガラス基板への投資が拡大する。

Interluneが商用ヘリウムから純度99%のヘリウム3を生成したと公表した。供給拡大には、液化工場での回収率や処理量、製造コストの実証が残る。

Graphite OneのオハイオAAM工場は大気許可の技術審査へ進んだ。初期生産は購入済み黒鉛化材の仕上げから始まり、国内一貫供給網には資金・原料・上流鉱山の条件が残る。

台湾の台塑は、先端半導体の増産に伴う需要拡大と原料価格の高騰を受け、2026年第3四半期に電子級フッ酸などの値上げを実施する。供給能力の増強も進めているが、稼働開始は2027年になる見通しであり、当面は需給の逼迫が続く懸念がある。
Intel CEOが2026年6月に指摘したヘリウムの供給リスクは、3週間後の中国による輸出禁止と直接つながらない。両者に共通するのは3月のカタールでの攻撃と生産停止であり、生産シェア1.6%の中国が輸入依存国として異例の措置に踏み切った背景を、世界供給網の時系列から読み解く。

MP Materials、Energy Fuels、Phoenix Tailingsは2026年6月に計30億ドル超の政府融資やM&Aを獲得したが、生産物の主な買い手は住友商事アメリカ経由の日本企業と韓国メーカーだ。米国のネオジム磁石生産能力は年1000トン未満にとどまる。