磁力がないのに情報が読める? 東大らが予測した「反強磁性メモリ」の常識を覆すメカニズム
東京大学の共同研究チームは、非共線型反強磁性体Mn3Snと酸化マグネシウムを積層した磁気トンネル接合において、運動量空間に生じる「幻の磁極」を利用することで、最大1000%の巨大なトンネル磁気抵抗効果を理論的に証明した。これは、外部に磁場を漏らさない反強磁性体から磁気情報を読み出すという長年の課題を解決し、超高速かつ不揮発性の次世代メモリ実現への道を開く画期的な成果である。
日本を代表する国立大学法人。本研究においては、大学院理学系研究科の中辻知教授や有田亮太郎教授らのチームが、反強磁性体を用いた巨大なトンネル磁気抵抗効果の理論的証明を行った。
東京大学の共同研究チームは、非共線型反強磁性体Mn3Snと酸化マグネシウムを積層した磁気トンネル接合において、運動量空間に生じる「幻の磁極」を利用することで、最大1000%の巨大なトンネル磁気抵抗効果を理論的に証明した。これは、外部に磁場を漏らさない反強磁性体から磁気情報を読み出すという長年の課題を解決し、超高速かつ不揮発性の次世代メモリ実現への道を開く画期的な成果である。
生命を形作る細胞は、外界と内部を隔てる細胞膜によって守られていると同時に、必要な物質だけを選別して取り込む極めて精巧なシステムを備えている。その中核を担うのが、膜に埋め込まれたタンパク質で構成される「イオンチャネル」であ […]
東京科学大学と東京大学の研究チームが、半導体技術の歴史に新たな一ページを刻んだ。室温(約300K)を遥かに超える530K(摂氏257度)という驚異的なキュリー温度を持つ強磁性半導体を開発。これは、長年「夢の技術」とされて […]
天文学と天文台の歴史は、天文学者たちが宇宙のより良い眺めを得るために、より高いところへ、より高いところへと登っていったという物語でいっぱいだ。地球上では、チリのアタカマ砂漠などが最高の場所だ。そこで、東京大学アタカマ天文 […]
2021年5月27日、アメリカ ユタ州で行われている国際共同宇宙線観測実験「テレスコープアレイ実験」で244EeV(エクサ電子ボルト)という、観測史上類を見ない超高エネルギーの宇宙線を発見した。これは、観測史上最大のエネ […]