モバイルプロセッサの長年のヒエラルキーが覆される可能性が出てきた。Qualcommの次世代フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Gen 4」の新たなGeekbenchスコアがリークされ、そのスコアがAppleの次世代iPhone 16に搭載される予定のA18チップを上回る可能性が示唆されたのだ。
Snapdragon 8 Gen 4、驚異的なベンチマークスコアを記録
AppleのA18とA18 Proは、GPUコア数やメディア関連のハードウェアに違いがあることは判明しているが、現在Appleから出されている情報によれば、CPUのコア数自体はA18もA18 Proも同じ物となっているため、CPUスコアに大きな違いが出ないと仮定して見てみよう。
リークされた情報によると、OnePlus 13に搭載されるSnapdragon 8 Gen 4のGeekbenchスコアは、シングルコア・スコアで3,236ポイント、マルチコア・スコアで10,049ポイントを記録したという。これは、同じく先日リークされたiPhone 16に搭載予定のA18チップ(シングルコア・スコア3,114ポイント、マルチコア・スコア6,666ポイント)、そしてA18 Proチップ(シングルコア・スコア3,409ポイント、マルチコア・スコア8,492ポイント)の現時点でのスコアを大きく上回る数字だ。

特に注目すべきはマルチコアのスコアで、Snapdragon 8 Gen 4はA18チップの現時点でのスコアを約50%、A18 Proチップとの性能比較でも18%も上回っている。
Snapdragon 8 Gen 4のシングルコア・スコアも僅かながらA18チップを上回っており、総合的な性能でAppleを凌駕する可能性もありそうだ。(ただし、A18 Proのシングルコア・スコアに対しては負けている)この結果が事実であれば、長年Appleが維持してきたモバイルプロセッサ性能のリーダーシップが、初めて他社チップに追い抜かれる可能性を示している。
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前モデルのSnapdragon 8 Gen 3(シングルコア・スコア2,150ポイント、マルチコア・スコア6,718ポイント)と比較してもシングルコア・スコアで50%アップ、マルチコア・スコアでも49%アップと、飛躍的な性能向上を示している。
Snapdragon 8 Gen 4の驚異的なベンチマークスコアは、モバイルプロセッサ市場に新たな競争をもたらす可能性を示している。今後の両社の動向や、実際の製品での性能比較に注目が集まることは間違いないだろう。
Xenospectrum’s Take
Snapdragon 8 Gen 4の実機でのベンチマークテスト結果は既に印象的な物ではあるが、このベンチマークスコアはあくまでも初期の結果であり、両チップとも最終的な製品搭載時には更なる性能向上が期待される。特に、各スマートフォンメーカーによる最適化作業を経ることで、実際の性能はさらに向上する可能性が高い。
Weiboの投稿者も指摘しているように、これらのスコアはメーカーによる性能最適化が行われる前のデータである。そのため、OnePlus 13やiPhone 16が実際に発売される頃には、さらなる性能向上が見込まれるだろう。
また、スマートフォンの性能は、実際の使用感や消費電力効率なども重要な要素となる。また、iOSとAndroidというOSの違いによる根本的な差も存在し、アプリケーション(特にゲーム)によっては、iOS版に比べてAndroid版ではグラフィッククオリティが異なるケースも存在する。そのため、最終的なユーザー体験での評価はベンチマークテストの結果のみではなく、これらの要素も含めた総合的な評価が必要になるだろう。
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