
テクノロジーDEEP
量産経験ゼロのRapidusはなぜ2ナノに挑めるのか。2.9兆円が支える3つの迂回策
量産経験を持たないRapidusが、IBMやimecからの技術供与とRUMSという生産方式、2.9兆円規模の政府支援を組み合わせて2ナノ世代に挑む構造を、1988年からの日本半導体凋落史とともに解説する。
別名: IPA
情報処理推進機構(IPA)は、日本のIT政策を技術・人材の両面から支えるために設立された独立行政法人である。情報セキュリティの強化、IT人材の育成、ソフトウェアの信頼性向上、IT社会の動向分析など幅広い活動を行っている。近年では、経済産業省の委託を受けて最先端半導体の開発プロジェクトに対する資金拠出や管理を行うなど、日本の半導体産業の再興に向けた産業政策の執行機関としての役割も担っている。Rapidusへの出資においても、政府資金を投じる窓口として重要な機能を果たしている。

量産経験を持たないRapidusが、IBMやimecからの技術供与とRUMSという生産方式、2.9兆円規模の政府支援を組み合わせて2ナノ世代に挑む構造を、1988年からの日本半導体凋落史とともに解説する。

2026年2月27日、最先端半導体の国内量産を目指すRapidus株式会社に対する巨大な資金注入が完了し、次世代テクノロジーの覇権を巡るゲームは新たなフェーズへと突入した。政府の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)を通 […]