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Cisco

別名: Cisco, シスコシステムズ, Cisco Systems

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Overview

最終更新: 2026年7月11日

Cisco Systems(シスコシステムズ)は1984年に米カリフォルニア州サンノゼで設立されたネットワーク機器メーカーである。ルーターやスイッチを中心とする通信インフラ機器分野で世界最大手の一角を占め、企業向けネットワーキング、セキュリティ、コラボレーションツールなど幅広い製品・サービスを展開している。現CEOはChuck Robbinsで、東証や米国市場に上場する公開会社として通信・IT業界に広く事業基盤を持つ。

概要

Ciscoはレナード・ボサックとSandra Lernerによって1984年1月に創業された。本社はサンノゼに置かれ、業種としては電気通信産業およびネットワーク機器分野に位置づけられる。年間収益は近年480億〜490億ドル規模で推移しており、通信事業者から一般企業まで多様な顧客層にネットワーク機器やインフラプラットフォームを提供している。

沿革

創業以来、Ciscoはルーター事業を起点に事業を拡大し、買収を通じて製品領域を広げてきた。子会社にはサイエンティフィック・アトランタ、Cerent Corporation、StrataCom、NDS Group、Tandbergなどが名を連ね、映像配信機器やキャリア向け光伝送、企業向けビデオ会議システムといった隣接領域にも進出している。こうした買収戦略により、単なるルーター・スイッチメーカーから、通信インフラ全般を扱う総合ベンダーへと変貌してきた経緯がある。

技術的位置づけ

Ciscoは長年にわたりエンタープライズネットワーキング市場で主導的な地位を占め、企業内LAN・WANからデータセンター、サービスプロバイダー向けインフラまで幅広い製品ラインを持つ。近年はソフトウェア定義ネットワーキングやセキュリティ、クラウド連携機能の強化に注力し、ハードウェア中心のビジネスモデルからサブスクリプション型サービスへの転換も進めている。こうした基盤技術への継続的な投資は、次世代の量子ネットワーキング分野への展開にもつながっている。

主要な動向

2026年5月には、Ciscoが異種の量子コンピュータ間で量子情報を伝達可能にする研究試作機「Universal Quantum Switch」を発表した。このスイッチは量子状態を測定せずに主要な符号化方式を変換・ルーティングする仕組みを備え、量子計算機を単体で巨大化させる以外の道筋として、現実の量子データセンター構想に近づける成果と位置づけられている。同社は量子情報とエンタングルメントの忠実度低下を平均4%以下に抑えることに成功しており、異種量子機同士を接続する量子ネットワーク設計の実用化に向けた技術的な足がかりを示した。この動きは、従来のネットワーク機器メーカーとしての強みを量子コンピューティング領域にも応用しようとするCiscoの研究開発姿勢を反映している。

よくある質問

Ciscoとは何ですか?
Ciscoは1984年に米国サンノゼで設立されたネットワーク機器メーカーで、ルーターやスイッチを中心に通信インフラ、セキュリティ、コラボレーション製品を手がける世界最大手企業の一つである。
Ciscoの主な事業は何ですか?
企業や通信事業者向けのルーター・スイッチなどネットワーク機器の開発・販売が中核で、加えてセキュリティ製品やビデオ会議システムなども展開している。
Ciscoの子会社にはどのような企業がありますか?
サイエンティフィック・アトランタ、Cerent Corporation、StrataCom、NDS Group、Tandbergなどを子会社として持ち、買収を通じて製品領域を拡大してきた。
Ciscoの量子コンピューティング分野での動きは?
2026年5月、異なる量子コンピュータ間で量子情報を伝達できる研究試作機Universal Quantum Switchを発表し、忠実度低下を平均4%以下に抑える成果を示した。
Ciscoの本社はどこにありますか?
本社は米国カリフォルニア州サンノゼに置かれている。

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