
核融合炉を「燃料自給自足」にする技術、世界初の試験施設がサンディエゴに
米GA社は、商業用核融合炉の実現に不可欠な燃料生産装置「ブランケット」を実機規模で試験する新施設を2026年に建設する。日米の産学官が連携して商業炉相当の過酷な環境下で耐久性や性能を検証し、核融合発電の実用化に向けた開発を加速させる。
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Energy
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米GA社は、商業用核融合炉の実現に不可欠な燃料生産装置「ブランケット」を実機規模で試験する新施設を2026年に建設する。日米の産学官が連携して商業炉相当の過酷な環境下で耐久性や性能を検証し、核融合発電の実用化に向けた開発を加速させる。

研究チームは、薄膜太陽電池のCIGSeとペロブスカイトを積層したタンデム構造において、界面の電荷損失をナノレベルで抑制し、世界記録となる変換効率25.5%を達成した。軽量で柔軟なこの技術は、将来的に建物の壁面や車載用電源への応用が期待される。

ポーランドのSGE社が、英国で小型モジュール炉を14基建設する民間主導の計画を発表した。同一炉型を反復建設することでコスト低減を図る構想であり、2034年の運転開始を目指して政府に市場参入への支援制度やサイト選定の交渉を求めている。

東北大学の研究グループは、リチウム硫黄電池の寿命を縮める物質の溶出を抑えつつ、反応速度を高める新素材を開発した。精密に設計された多孔質高分子が、特定の化学反応を制御することで、次世代EVの航続距離を大幅に伸ばす革新的な電池の実現に貢献する。

米国の住宅用蓄電池の導入容量が、2026年第1四半期に過去最大の伸びを記録した。太陽光発電の余剰電力を需要が高い時間帯に活用する制度や補助金が普及を後押ししており、家庭の予備電源が系統全体の電力資源として機能する動きが加速している。

Realta Fusion社は核融合試験装置WHAMにおいて、プラズマから直接電力を回収する直接エネルギー変換装置の実証に民間企業として初めて成功した。磁気ミラー方式特有の粒子漏れを電力源へ転換するこの技術は、将来の発電コストを大幅に低減する鍵となる。

UCLAの研究チームは、3Dプリント技術を用いてテニスコート10面分に相当する広大な表面積を持つ微細な電極構造を開発した。安価な亜鉛を組み合わせたこの蓄電デバイスは、従来比7倍の容量と長寿命を両立し、次世代電力網の課題解決に貢献する。

日立エナジーは、AIデータセンター急増に伴う電力網整備のため、米バージニア州で大型変圧器工場の拡張に着手した。AIインフラ投資の制約が半導体から重電機器へ広がる中、世界的な増産体制を敷くことで、送電網のボトルネック解消と供給網強化を狙う。

東北大学などの研究チームは、超臨界水熱合成とプッシュコート法を組み合わせ、酸化ニッケルのナノ結晶からなる光カソードの新たな製造プロセスを確立した。真空装置を使わず環境負荷を抑えながら、光電流変換効率を従来比で約3倍に向上させることに成功した。

米商務省がCHIPS法に基づきI-Pulseとの2億5000万ドル確定合意を締結。同社のSiC半導体はパルス電力で地熱掘削コストを3分の1以下に削減する技術に転用され、BHP・Codelco・リオ・ティントなど鉱業大手が出資する「AI電力問題×地熱」の垂直統合戦略が注目を集める。

中国が独占するレアアース供給網に対し、北米大陸には今後数十年の需要を賄う膨大な資源が眠っていることが判明した。米国の軽希土類とカナダの重希土類を組み合わせることで、クリーンエネルギー移行に不可欠な自律的サプライチェーンの構築が可能となる。

カナダのMoment Energyは、世界最大級のEV電池再利用施設を開設した。同施設は、退役した車載電池を診断・統合して定置用蓄電システムへ再生する垂直統合型の工程を備えており、安全認証の取得を通じて電力インフラへの商用展開を目指す。