
リチウム硫黄電池が大幅進化 硫黄から「3電子」を取り出す新方式
米大学などの研究チームが硫黄の3電子反応でリチウム硫黄電池の容量と電圧を高めた。論文の電極値、積層体の計算値、小型パウチ型電池の耐久試験を照合し、実用化に残る条件を探る。

米大学などの研究チームが硫黄の3電子反応でリチウム硫黄電池の容量と電圧を高めた。論文の電極値、積層体の計算値、小型パウチ型電池の耐久試験を照合し、実用化に残る条件を探る。

South 8が極寒向けリチウムイオン電池セルの半自動ラインを稼働。年5MWhは2027年の能力目標であり、顧客の試作案件や米国調達規則への適合とは段階が異なる。

米SwRIがナトリウム系とリチウム系の電池を用途別に比べる指標EIIを発表。査読論文から温度・残量・負荷の影響を解説し、公開された実験情報と置き換え判断の限界を検証する。

Sunwodaが常温で10%から97%まで9分のEV充電性能を発表。登壇スライドの蓄電容量と出力から、連続充電の条件を検証し、保証や2027年末1万拠点計画の限界を読み解く。

Porscheが自社の使用済み高電圧電池から回収した4元素だけで正極活物質を作り、試作セルへ戻した。100%の範囲、EU規則との違い、量産までに残る性能・供給・コストの課題を一次資料から検証する。

4.5TB超、13の観測手法を収めたBattery Imaging Libraryが公開された。生データから解析をやり直せる価値と、AI利用に残る標準化・品質・計算資源の課題を検証する。

BYD副社長が2027年の固体電池搭載モデルを予告した。BMWの実車試験やトヨタ・出光の材料量産計画をもとに、車載の実証と一般販売の間に残る技術・製造上の課題を読み解く。

EV実走行5億行超の運行データを解析した研究により、セル間の劣化ばらつきが寿命を縮め、潜在エネルギーの最大27%を未利用のまま退役させている実態が明らかになった。

JAISTの添加剤FPTIで、試験用セルの1,000回後の容量維持率が95.6%に達した。正極との両立を図る試験では負極を前処理しており、実用化には電池全体の長期性能と製造工程の検証が残る。

欧州50万回の診断データから、走行15万kmを経た中古EVの電池容量中央値が約9割を維持することが判明した。だが同車種内でも最大13.5ポイントの個体差が生じており、非査読の商業診断データが示す限界と中古車選びの実態を検証する。

CATLが2026年9月から系統用蓄電へ供給を始めるナトリウムイオン電池は、密度でLFPに劣るのに採用が広がっている。1976年からの研究史と自社LFP製品との比較から、その理由と欧州実運用までの1年差を分解する。

Smackover LithiumはLG Energy Solutionとの契約で販売目標の約90%を確保した。ただし、資金調達と最終投資決定、2029年の商業生産は未完了である。