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GlobalFoundries

別名: グローバルファウンドリーズ, GF, 格芯, GlobalFoundries

gf.com

Overview

最終更新: 2026年7月11日

GlobalFoundries(グローバルファウンドリーズ、略称: GF)は、世界有数の半導体受託製造企業(ファウンドリ)である。旧AMDの製造部門を起源として設立され、米国に本社を置く。TSMCやSamsungと並ぶ主要ファウンドリの一つとして、通信・自動車・産業向けなど多様な用途のチップを製造している。

概要

ファウンドリとは、半導体の設計を自社で行わず、顧客から設計データを受け取って製造のみを担う受託製造形態を指す。GlobalFoundriesはこのビジネスモデルを採用し、世界複数拠点に製造設備を展開している。中国では「格芯」の名称でも知られる。TSMCが世界ファウンドリ市場において2025年第3四半期に72%のシェアを獲得したとの調査データが示すように、業界内での競争環境は厳しい状況にある。

技術的位置づけ

GlobalFoundriesは最先端の微細化プロセスノードよりも、成熟ノードでの高品質製造と特定アプリケーション向けの特化プロセス技術に注力する戦略を取っている。通信用RF半導体や自動車向け、セキュリティ用途など、最先端ノードへの過度な依存を避けた差別化を図る領域でのポジションを維持している。また、量子コンピューティング分野においても製造基盤の一翼を担う存在として注目されている。

主要な動向

2026年6月、米商務省はCHIPS and Science Actに基づき、量子コンピューティング分野の9社に総額20億1300万ドルの連邦インセンティブを供与する意向表明書を締結した。この支援においてGlobalFoundriesはIBMとともに大規模投資の対象となっており、量子ハードウェアの製造層の強化を重視する政府の姿勢が示された形となっている。支援は政府が各社の少数・非支配持分を取得する条件付きであり、製造基盤整備と複数方式への技術開発投資の促進を狙いとしている。

2026年6月には、米GlobalFoundriesとQualinxが、設計から製造までを欧州域内で完結させる半導体製造フローの実証に成功したことが明らかになった。この取り組みは、地政学的リスクを背景に機密設計データが域外に流出することを防ぎつつ、アジア依存から脱却することを狙いとしている。欧州における経済安全保障と半導体サプライチェーンの自律性確保に向けた試みとして位置づけられており、「設計データすら域外に出さない」完全自律型の製造ラインとして注目を集めている。この動きは、地政学的リスクの高まりを受けて各国・地域が半導体の国産化・域内製造を推進する世界的な潮流とも合致している。

よくある質問

GlobalFoundriesとは何ですか?
GlobalFoundries(GF)は米国に本社を置く半導体受託製造企業(ファウンドリ)である。顧客から設計データを受け取り、チップの製造のみを担うビジネスモデルを採用し、世界各地に製造拠点を持つ。
TSMCやIntelとどう違いますか?
TSMCも同じファウンドリ企業だが、2025年第3四半期時点で世界市場の72%を占める最大手である。GlobalFoundriesは最先端微細化ノードよりも、通信・自動車・セキュリティなど特定用途向けの成熟ノードや特化プロセスに注力する点で差別化を図っている。
量子コンピューティングとどのような関係がありますか?
2026年6月、米商務省がCHIPS and Science Actに基づく量子分野9社への総額約20億ドルの支援においてGlobalFoundriesを対象企業の一つとして選定した。量子ハードウェアの製造層強化を担う企業として位置づけられている。
欧州での取り組みとは何ですか?
2026年6月、GlobalFoundriesとQualinxが設計から製造までを欧州域内で完結させる半導体製造フローの実証に成功した。設計データを域外に出さない完全自律型製造ラインとして、欧州の経済安全保障とアジア依存脱却を目指す取り組みである。

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