
欧州SOLiD、全固体リチウム金属電池の製造工程をパイロット規模へ:量産化に残る壁
EUのSOLiD計画は、乾式正極や薄膜リチウムなど全固体電池の製造工程をパイロット設備へ移した。全固体パウチセルと閉ループ制御の実証が量産移行の判断を左右する。
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Energy
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EUのSOLiD計画は、乾式正極や薄膜リチウムなど全固体電池の製造工程をパイロット設備へ移した。全固体パウチセルと閉ループ制御の実証が量産移行の判断を左右する。

GMがインディアナ州ニューカーライルの電池JV持分をSamsung SDIへ譲渡。建設中の工場はEV向け計画からESSを先行する米国生産拠点へ変わるが、能力と完成時期は未開示だ。

UCLA主導の2研究は、高い充放電効率だけでは金属負極の休止中劣化を予測できないと示し、Mgの可逆界面とZnの多成分電解液による抑制策を報告した。

コーネル大学のIonNetは、結晶構造データなしで化学組成のみから約500万通りの候補をスクリーニングし、固体電池用高速イオン伝導体の候補約6万3,000件を特定した。探索コストを桁違いに下げるこの手法は、固体電池の材料開発を加速する可能性があるが、実験検証はまだ始まったばかりだ。

NVIDIAのLanciumへの最大30億ドル出資報道と、Amazonが取得したテキサス州GW Ranch計画は、AI投資が系統接続と自前電源の確保へ移ったことを示す。

Nironがミネソタ州で窒化鉄磁石の本格工場建設を進め、2027年の稼働と年最大1500トンを計画する。希土類の分離・精製を迂回する一方、量産歩留まりと用途別認定が次の判断材料になる。

包頭鋼鉄は白雲鄂博西鉱の鉄鉱石採掘能力を年1,500万トンへ増強する。原鉱の余力は50%増すが、希土類製品の供給は総量規制と採選・冶錬分離能力に左右される。

Eatonが米空軍から700万ドルを獲得し、Infleqtionの量子コンピュータで送電網の同時多発故障シナリオを解析するツールを開発。3億通り超の組み合わせ爆発に量子計算で挑む。

英国の球状トカマクMAST Upgradeが、核融合炉の壁を損傷するELM不安定性を4種の独立手法で同時に抑制し、史上最高プラズマ圧力を記録した。2040年稼働を目指す英国原型炉STEPの設計に直結する成果だが、ITER規模への外挿は未検証だ。

Envisionが内モンゴルで、再エネ・送電・蓄電とAI計算設備を一体設計したGalaxy Campusを開設した。2GW超と100万基は全体完成時の設計値で、現在の実装規模と再エネ供給実績が次の検証点となる。

従来のリチウムイオン電池の最大10倍のエネルギー密度を持つリチウム酸素電池。その実用化の壁だった充放電の過電圧を、貴金属を使わずに克服する新触媒が開発された。表面積の拡大という半世紀の定説を覆し、分子レベルの界面設計による酸素空孔が次世代モビリティの未来を拓く。

Samsung Heavy IndustriesとMousterianが、テキサスの浮体式データセンターで基本設計などを進める契約に移行した。500MW計画と50MW級設計を区別し、接続案件ではERCOT監査も確認する。